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東京小平市  キャリア16年  不妊専門の鍼灸院  院長は不妊カウンセラーです

お悩みの貴女にお答えします

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代表的なご質問、ご不安にお答えいたします


1.焦ってもしかたがないのは良くわかっていますが、焦ってしまいます。(33歳)   お答
2.精子数と自然妊娠の可能性について(32歳)  
3.排卵障害と診断されました。妊娠できるのかどうか不安です。(31歳)  
4.もうじき41才になるので焦っています。(41歳)  
5.2回続けて流産してしまいました。もう子供を産めないのではと不安でいっぱいです。(34歳)   
6.2人目不妊です。不妊治療を再開しましたが妊娠できません(34歳)  
7.顕微授精を受けました。2個採卵できたのですが1つは受精せず、せっかく受精できた1つは分割が進みませんでした(39歳)  
8.次の段階に進むべきでしょうか?治療方針をお聞きします。(30歳)
  お答はこちら


以下、回答です


1.焦ってもしかたがないのは良くわかっていますが、焦ってしまいます。(33歳)         
ご相談の内容
二人目を計画中ですが、なかなか妊娠しません。基礎体温と排卵検査薬で2周期チャレンジしましたが妊娠せず、本当にがっかりしました。
タイミングは合っているのになぜ妊娠しないのでしょうか?
ちなみに第1子はクロミッド服用した周期に妊娠しました。次は絶対妊娠したいと思っているので、気持ちがピリピリしています。焦っても仕方ないのは良くわかりますが、焦ってしまいます。                                        
                          お答えします
分かっていながら、つい気持ちがついていけない……。
人生にはよくあることですよね。不妊となれば、より強くなります。
その前に、現実をお知らせします。

何の問題もない20歳くらいの健康な男女が、ドンピシャ!のタイミングで性交渉をもったとしても、授かるのは20%くらいの確率なのです。普通は5〜10%です。(これでも1年に80%になります)。
このように、タイミングさえ合わせれば、妊娠できるというわけではないのです。
とても辛いことですが、人間は非常に妊娠しずらい動物なのです。
貴方は、現段階では、不妊症でもなんでもありません。
理由は後に書きます。二人目を「計画中」ということばが印象的です。
生命の誕生は神秘的なもので、計画して授かるようなものではありません。
このお気持が「焦り」の主な原因でしょう。

妊娠って、猫を相手にするような一面があります。
「おいで、おいで」をすると、フイと向うに行ってしまう。
こちらが何かに熱中しようとすると関心を示してもらいたくて寄ってくる。
見ている新聞のど真ん中に来て座ったりする。
関心を向けるとなかなか来ない一面があります。
妊娠って、タクシーを待つことにも似ています。
いつも道路にいるようなのに、いざ、流しを止めようとすると、なかなか来ないでしょ。恋愛もよく似ていますよね。

赤ちゃんを待つのも、これらとそっくりなのです。
「熱烈歓迎」ではなく、「来てくれたら、それは嬉しいけど、わたしはやりたいことがたくさんあるもんな〜」と、ど〜んと構えていましょう。

そこで、貴女には何かに熱中することをお勧めします。
「妊娠」を忘れる時間が多ければ、それだけ貴方の救いとなります。
たとえば、ケガをしたとき、「傷口」に意識を集中していたら、すごく痛いでしょう。
それと同じです。早く授かるといいですね。



2. 精子数と自然妊娠の可能性について(32歳)

ご相談の内容                      
精液検査で、精子の数が約1000万でした。クリニックでは、自然妊娠はほぼ不可能という診断でした。
しかし、妊娠検査薬を試してみたところ、妊娠判定がでました。
産婦人科で診てもらったところ、化学妊娠、流産だったようです。
これから私たち夫婦に自然妊娠の可能性や出産の可能性もあるということなのでしょうか?
また夫が、ビタミン剤などの、サプリを摂取した方が妊娠の可能性が高くなりますか?

お答えします                                           
自然妊娠、出産できる可能性はあります。そのことは、この度のお子さんが証明してくれています。

流産はとてもショックで悲しいできごとだったでしょう。
落胆どころか、一生癒えない心の傷も残る方々がとても多いのです。

しかし、流産を別の立場からみると、妊娠まではもうひと息というところにいるという何よりの証明なのです。

男性の精液の精子濃度については、WHOでは精液1t中に精子が、2,000万個以上あれば、正常な範囲内としています。
しかし、この基準に満たなくても妊娠できない訳ではありません。
流産はとてもショックで悲しいできごとだったでしょう。
落胆どころか、一生癒えない心の傷も残る方々がとても多いのです。
しかし、流産を別の立場からみると、妊娠まではもうひと息というところにいるという何よりの証明なのです。
自然妊娠、出産できる可能性はあります。そのことは、この度のお子さんが証明してくれています。

精液についてのデータ:                      
自然妊娠できた(つまり不妊治療は受けていない)20〜40歳の男性359人の精液を調べた結果、精子濃度の平均値は高い数値なのですが、最小値は1ml当たり50万個でした。WHOの基準値の2000万個に満たない例は359例中27例もあったそうです。そして、精子運動率は、同基準値に満たない例は、359例中48例です。(不妊カウンセラーの細川忠宏さんによる。)

妊娠にとって重要なことですが、着床後は卵子の生命力が重要となります。
しっかり身体づくりをして下さい。
男性の精液の状態は、決して、一定ではなく、ストレスや体調、その他の要因によって大きく変化するのが普通です。
このため病院でも一度の検査結果だけで、判断しません。
2人でバランスのよい食事やウォーキングなどの適度な運動を心がけたり、ストレスの少ない生活を心がけることが何よりも大切なことです。
身体づくり、心づくりについてはそれぞれのページをご覧下さい。(宣伝めきますが、鍼灸を3月受けていただきますと、EHOに満たない方の場合、2〜3倍になります。)
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3 排卵障害と診断されました。妊娠できるのかどうか不安です。(31歳)

ご質問の内容

妊娠を希望した頃から基礎体温をつけはじめました。
ところが生理周期が乱れるようになり、生理がこなくなったことさえあります。
今も周期は乱れています。その間も排卵のタイミングをみて夫婦関係を持ちましたが妊娠できませんでした。
婦人科で診てもらったところ、排卵障害と言われました。ショックでした。
先生は「排卵障害でタイミングがとりにくいけど排卵しているので妊娠できるよ」と言ってくれています。
でも、なんとなく信じられない気持なのです。
もう歳ですし2年間、自分たちより後に結婚した友人が次々と子供に恵まれていて、焦っています。
結婚してからずっとタイミングをみて性交渉してきましたが、一度も妊娠がなく、不安です。排卵障害の私に赤ちゃんは来てくれるでしょうか。    
。                             
お答えします

なかなか授からないうえに、「排卵障害」などと診断されてさぞ不安なお気持でしょう。心中お察しいたします。
でも喜ばしいことに、先生の予言は正しいのです。
身体づくりをすればよいのです。
当院でも多くの方々が(身体づくりと鍼灸によって)「排卵障害」を克服され、妊娠・出産されました。

ですから、わたしは「排卵障害」という診断が、妊娠の障害になっているという実感は、ほとんどありません。

治療の期間は多少長くなりますが。(10〜15回増し)。貴女と同じ年頃で「排卵障害」と診断された方が当院でも多数いらっしゃいました。

一定期間(1〜3年)来院され、消息が分かっている16人についてみれば、12人が妊娠・出産しておられます。(今はこれよりはるかに高い成功率になっています。)

基礎体温の測定は、ストレス源ですのでお休みしては、いかがでしょうか。
当院でも基礎体温をお勧めしていません。
黄体機能を見る場合は有効ですが、排卵日を知ることにはならないからです(*)。

これまで無月経の周期があったことや周期が不規則なことと、卵子の質との間に関係はないと考えられていますので、それ以上の心配はご無用ですよ。

わたしは、生理が半年に1回しかなくても2人以上の子供のいるカップルを4組知っています。ビックリでしょ!
妊娠の確率を高めるためには、排卵日を知ることですが、排卵日は体温ではなく、子宮頚管粘液に注目していて下さい。
透明な、糸を引くときがベストのタイミングです。
          
子宮頚管粘液がよく分からない場合には体調が万全ではないので身体づくりをして下さい。
身体づくりの基本は、運動、冷えない生活、粗食、ストレスフリーな生活などです。
月経周期はさまざまな影響を受けるものです。

生活習慣の改善は大切なことなのですが、効果が現れるまでに、時間がかかります。
辛いところです。治療をはじめても、すぐに妊娠するとは限らないということです。
ドンピシャのタイミングで性交しても妊娠の確率は一桁つまり10%以下なのです。ですから、一つの治療法を少なくとも半年くらいは続ける必要があるわけです。
身体を信じてその力を万全に発揮できるようにバックアップしてあげて下さい
。授かる日の早くくることを、心からお祈りしています。

(*)ヨーロッパの不妊治療のガイドラインにはこうあります。
「排卵日を信頼性をもって予知できないから勧められない」と。


4 もうじき41才になるので焦っています。(41歳)                           
ご相談の内容

39才の時に結婚。3か月後に自然に妊娠しました。
しかし8週でけい留流産となり手術を受けました。
その後も2度流産してしまいました。
主治医は「また妊娠できるよ」と励ましてくれましたが、その後は妊娠せず現在に至ります。
あと2ヶ月で41歳になるので焦っています。
このまま、自然にまっていても妊娠せず、さらに年をとって行く気がして、焦っています。病院で検査を受けた方が良いのでしょうか。  
                                       
お答えします

ご結婚後の妊娠暦だけをみるかぎり、20代顔負けの「妊娠力」です。
どうか、そのことに自信をもって下さい。

病院で検査を受けなくても、妊娠できているという現実が機能的にすべて「問題ない」ことの証拠になっています。
不妊検査を受けても、卵管や卵管采が 機能しているかどうかを、判断するのは不可能です。
過去の妊娠は、卵管や卵管采が正常に機能していることの何よりの、動かしがたい証明になっているからです。
とはいえ、20代とちがうのは、残されたに焦りをおもちでしょう。
もし病院に行かれても年齢による妊娠率の低下をカバーするような治療法は今の西洋医学には存在しません。バイパスが基本原理だからです。

別の言い方をすればホルモンを補充することしかできないからです。
私見ですが、病院で人工受精(AIH)を受けることもひとつの選択ではないかと思います。妊娠率が6〜10%ですが、医学の力も貸りているという安心感が得られるからです。
治療を受けつつ、身体づくりをしながら自然妊娠できるタイミングを多く持つことが大切だと思います。 
「不育症」と診断されると焦るでしょうね。
しかし病気というより、「育ちにくい状況」とお考えください。
厚労省のデータでも3回つづけて流産しても、その次には75%が出産にいたっています。

身体づくりとしては、運動が必須です。
(肥満の方は節食も。)
加えて、身体を冷やさないこと、温めること、十分な睡眠を心がけて下さい。
希望が叶うことを心から祈っております。


5 グレードのよい胚を移植しても妊娠しません。着床障害でしょうか?(36歳)      

ご相談の内容

これまで不妊治療を2年あまり受けてきましたが、一度も妊娠したことがありません。
この間、検査もしましたが、2人とも異常はありませんでした。
2回目の体外受精のとき、もっとも良いグレード1の胚を移植しましたがそれでも妊娠しませんでした。
ネットなどでもいろいろ調べてみたのですが、もしかしたら着床障害なのでしょうか?
あと何回かは胚移植できるでしょうが、グレードは悪くなるようで、不安でなりません。
今後、妊娠する可能性はあるのでしょうか?

お答えします                           もちろん、妊娠する可能性はあります。
妊娠寸前、あと一歩のところにおられます。
体外受精までステップアップし、グレード1の胚を移植したのですから、妊娠への期待はとても高かったことと思います。
それにもかかわらず不調に終わり、さぞ落胆されたことでしょう。
心中察するに余ります。

将来を悲観しておられますが、妊娠の力は身体づくりによって若くなりますので(鍼灸はそれを早くするようサポートしています)。
ご心配は不要だと思います。
受精したのに、着床しなかったことで、つい理由が知りたくなるのは、自然なお気持ちです。
ネットで調べて着床に問題があるのでないかと疑ってしまうのも当然のことと思います。
着床障害を疑っておられますが、原因が1つとは限りません。
しかし、身体づくりによって総合的に良くなるので、「障害」という言葉にとらわれることはありません。
また、グレードですが、胚のグレードは、人間が見て判断するのです。
このため外見だけでは判断しきれないこともあるようです。
(外見と妊娠率はもちろん関係があります。)
グレードは1が最も良いのですが、絶対的なものではなく、妊娠の可能性のひとつの判断材料と考えてください。

医師から説明をうけていると思いますが、体外受精の妊娠率はそれほど高くないのです。
平均でみることに意味はあまりないのですが、一般的には20〜30%くらいとされています。妊娠できないことは、むしろ普通なのです。
(むしろ数年と数10万円をかけても5組に1組しか出産できないのが現実なのです。)

今後は、身体づくりを中心とした生活を心がけて下さい。
身体づくりの実行度によって非常に大きな個人差がありますが、卵子の生命力は着実にアップしていきます。近い将来、どうか子宝に恵まれますように。
         

6 2回続けて流産してしまいました。もう子供を産めないのではと不安でいっぱいです。34歳)      

ご相談の内容

4回目のAIHのとき、ようやく初めて妊娠しました。
心拍も確認でき喜びの絶頂にいるとき、8週で心拍が消え、流産しました。
もう自分は子供を産めないのではないかと不安でいっぱいです。
その後。5回目のAIHでも再び妊娠できたのですが胎のうが確認できず流産しました。
 

お答えします

2回も、続けて流産され、ご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます。
流産が2回も続くと、どこかに悪いところがあるにちがいないと考えるのは当然のことで、皆さんがそう考えます。
2回つづけての流産を反復流産といいますが、これらの方々の未来は決して暗くないのです。下のデータをご覧下さい。(*)どうですか?

悲観するのはまだ早いでしょ。しかも、これは統計的な数字であって、鍼灸治療や身体作りの効果は想定していません。もし身体作りをして体調が良くなるのであれば、私の実感では今挙げた数字の10〜20%確率はアップします(経験上そう断言できます。)私が強調したいのは、むしろ連続して妊娠できているあなたの妊娠力の強さです。AIHの妊娠率は10%前後ですから、連続して妊娠できるということは1%、つまり100周期に1人くらいしかいないのです。不安もたくさんあることでしょうが、どうかこのプラス面も充分認識して、未来に展望を持ってくださいね。流産というのは普通考えられている以上に多い、という研究もあります。1〜2週の着床も含めると、流産率は5割くらいあるという研究さえあるほどです。理由は多くありますが、主な理由は染色体異常というのが学会で有力な説です。私はこれに加えて、卵子の生命力が多少足りなかったのだと考えています。卵子の生命力とは他の所でも書きましたが、卵子が大きくなるときに酸素と栄養をたっぷり貰っているかどうかにかかっていると考えます。ですから、あなたも身体づくりをしていけば(そして鍼灸をお受けになれば、出産までいたる確率は大変高いと考えています。どうか夢が叶うようお祈りしています。赤ちゃんはもうそこまで来てくれていると思います。                       

 (*)データ

2回不調でも3度目は75%が妊娠できるのです。もし3回連続で流産した場合でも、4回目の妊娠では55%が出産まで至っているのです。

〈出産した方の例〉

4回も流産という悲しい体験をされたBさん(出産時39歳)は、いま、子育てに多忙な日々を送っておられます。

〈スピリチュアルな視点から〉

流産されたお子さん方は、誕生はできなかったけれど、短い一生ではあったけれど、あなたたちのお子さんとして来てくれた、とお考えになってはいかがでしょう。わたしには「お母さんは妊娠できる身体をもっている」と教えに来てくれた天使だと思います。どうか供養してあげてみてくださいね。

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7 2人目不妊です。不妊治療を再開しましたが妊娠できません(34歳)

ご相談の内容

1人目は結婚2年目のころ、タイミング指導によって授かりました。子供も2歳になって、そろそろ2人目が欲しいのになかなか授かりません。ここ1年は排卵日付近に1度、性交渉をもつのみでした。再び病院でタイミング指導を受けはじめています。排卵誘発剤を2周期、服用しましたが妊娠できませんでした。内膜も少し薄くなったとのことです。基礎体温はずっと低温期のままです。薬の影響があるのでしょうか?私は不妊なのでしょうか?不安と焦りを感じはじめています。

お答えします                           

学会では1年たっても授からない場合を不妊症と定義しています(少し前までは2年でした)。あなたは2人目の不妊期間が1年ですから、そろそろ不妊の可能性がでてきたわけです。1人目が、病院やホルモンの力を借りてであっても、出産できたという事実にどうか自信を持って下さいね。妊娠の自力がないと、いくら病院へ行っても授からない人は結局授からないのです。妊娠する力があるからこそ、出産できたのです。2人目不妊の原因は、いろいろであるでしょうが、最も大きな理由が運動不足だと思っています。妊娠中も出産後も、それまでと違って運動不足になっているからです。運動不足によって、気血の巡りもかなり低下しているはずですので、そのことが卵子の生命力を1人目のお子さんを妊娠された頃よりも低下させていることは否めません。不妊治療に限らず、薬(ホルモン剤)には副作用はつきものです。(内膜が薄くなったのも誘発剤の副作用ひとつです。これは避けられません。)基礎体温が上がらないとのことなので、病院での治療をいったん休止してみては如何でしょう。病院の不妊治療が原因でより妊娠しづらくなってしまうことは、起こりえることです。規則正しい生活、十分な睡眠不足でもう1年、せめてもう半年、自然妊娠を目指すことをお勧めします。ホルモンバランスも、ハツラツと身体を動かしていてこそ整います。                         

2人目不妊の方々の出産率は9割を越えています。

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8 顕微授精を受けました。2個採卵できたのですが1つは受精せず、せっかく受精できた1つは分割が進みませんでした(39歳)                

ご相談の内容 

4回目の今回、顕微授精では、2つ採卵しましたが、1つしか受精しませんでした。その1つも培養3日目で分割が止まってしましました。医師からは卵巣機能の低下を指摘されています。これまで3回ICSIをしました。いずれも移植できたものの、妊娠には至りませんでした。また精子の奇形率も高く(80%)、だからこそ顕微授精をつづけてきましたので、今回移植さえできなかったことがとてもショックでした。原因として何が考えられますか?精子の奇形率が高くても、顕微授精で妊娠できるのでしょうか? 

お答えします                           

今度こそと期待した顕微受精が移植できなかったことで、あなたのショックはいかばかりかと思います。それがどれほど辛いかに、わたしの想像は届きません。大変な手間と、時間と、痛みと、そして多額のお金をかけたのですから、妊娠率が25〜30%くらいしかないと、事前に知らされていても、あなたにかぎらず、誰しもその30%には入ってほしいと期待するのは人情でしょう。結論を言えば、今後、妊娠できる可能性は十分にあると考えます。ただし、前提があります。身体づくりを懸命にすればという前提です。本当の原因は神様にしか分かりません。しかもその原因も1つではなく、複合的なものが真実に近いと思われます。卵子の生命力が弱いことが、大きな原因のひとつと私は考えます。これは、身体づくりによってアップすることが可能です。(卵子の若さの源泉が卵巣の血流にあると考えるからです)また、奇形率と妊娠の可能性のご質問ですが、ICSIは奇形の精子を排除しているので今後問題視しなくても良いと思います。理論的には、奇形率が100%でない限りは、通常の顕微授精で対応可能でしょう。なぜなら、ICSIでは正常な精子1個あればいいのですから、極端にいえば奇形率99%でも受精、妊娠の可能性はあるのです。精子の状態は体調の影響を受けやすいのです。体調が良いに越したことはありませんので、十分な休養、運動、甘いものを避けた生活を心がけて下さい。受精卵の分割が止まったということは、卵子の生命力が不足していたわけです。その原因を私は次のように考えています。卵子が育つ過程で充分に栄養と酸素を受け取っていないからだと推定しています。この対策ですがホルモン補充ではできないのです。ホルモンにできることは数を増やすことだけです。ですから卵子の生命力をアップするためにはご自分の力で卵巣の血流を良くするしかないのです。その王道が鍼灸に加えて、運動であると確信しています。

〈データ〉WHOによると精子の奇形率は70%以下とされている。ちなみに精子数は1cc当たり2,000万個以上が最低基準となっている。
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8 次の段階に進むべきでしょうか?治療方針をお聞きします。(30歳)

ご相談の内容

結婚してすぐに子作りを意識し、基礎体温と排卵チェッカーでがんばりましたが、半年経っても授からず病院に行きました。検査の結果2人とも不妊らしきはっきりした原因は見当たらないとのことでした。タイミング指導を受けてまだ半年ですが、先日受診した時に人工授精へのステップアップを勧められました。まだ若いので、タイミングを続けようと思っていた矢先だったのでショックでした。治療の期間と年齢を考えてここは医師に従って次の段階に進むべきでしょうか?

 

お答えします

結論をいえば、いちど休むことをお勧めします。理由は

あなたはまだ「不妊」といえる状態ではないからです。 日本の学会では避妊せずに1年間経過しても妊娠できない場合を、「不妊」と定義しています。あなたは、自然妊娠を望んでおられるようですので、なおさらお休みをお勧めします。

@    齢が30歳と若いことも治療のお休みを勧める理由です。 あと半年、自然妊娠を待ってから、同じタイミング指導から再スタートしても、けっして遅くないと考えます。 その時点で妊娠できている確率が80%もあるのですから。 その後の話ですが(今考える必要はないのですが)、一応説明しておきます。一般論としては治療内容を次の段階に移るに適切なタイミングは、以下のようになっています。

A    タイミング法を6ヶ月で妊娠しなかった場合、人工授精へ。

B     A人工受精を6ヶ月で妊娠できなかった場合、そして体外受精以外に妊娠の可能性がないと考えられる場合に体外受精へステップアップするのが標準。となっています。 

健康的な生活をつづけて、自然に授かるのを待つ時期だと思います。「身体づくり」と「心づくり」も是非、実践なさってみて下さい。できるところからでいいのです。                                                                    

〈データ〉学会の統計では1年目の累計妊娠率は1年で80%になります。つまり1年間で8割の人が妊娠します。そして、1年間妊娠しなかった20%のカップルでも、次の1年間で、治療を受けなくても、その約半数は妊娠します(累計妊娠率90%)。




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